予想以上に冗長かつ面白くなくて全く乗れず、寝落ちを繰り返した後ぐっすりいってしまった。インド映画、たまにダラダラ長いことしか印象に残らんようなもの繰り出してくるのがなー。削れるものは削ろうとかテンポよくとか、そういう考えがないっぽいのが苦痛でしょうがない時がある。無駄を愉しむものだとも思ってはいるけど限度あるって。
話は結構な茶番感。『ゼンダ城の虜』がベースだとWikiで見て、えええー。いやまあそう言われればそんなとこもあるけど、そっかー。『ロミオとジュリエット』と『ウエストサイド物語』、『ラ・ボエーム』と『レント』みたいな感じの、まんまではないやつ。
ヒロインがゴージャス美女な上に表情豊か、顔で(も)踊るタイプで眺めてて愉しい。華×華で物凄い華だな。あとセットとか衣装とか色彩とかのゴージャス感はインド映画の醍醐味だろうと思う。いいとこはそこらへん。
曲は悪くないけどイマイチかなー。どれも印象に残らない。タルかった。ちょっと無駄撃ち感もある。歌い踊る場面少し絞ったほうが見せ場として練られていいのかもしれない。
中盤、歓迎のブラスバンドみたいなのがゲームオブスローンズのテーマ演奏しててびっくりした。お祝いムード出づらいだろw
フォックスインターナショナルとかいうロゴが出てきたような。これは噛まなくていい作品だったと思うぞフォックスよ。