ぶちょおファンク

永遠の片想いのぶちょおファンクのネタバレレビュー・内容・結末

永遠の片想い(2003年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

序盤★2.5 中盤★2.5 終盤★3.5

見どころ
◯チャ・テヒョン(猟奇的な彼女)にソン・イェジン(愛の不時着)がまだまだ新人時代の作品。
◯ぼやかし具合が絶妙で、おそらく彼女らは“白血病”で、おそらく彼女も…。
◯エンディング曲を歌うのはチャ・テヒョンだと映画鑑賞後に見た予告編で知る。

気になる点
●ギョンヒ幼少期の子役は左利き…。
●彼のおせっかいは役に立ったが田舎村の郵便配達員、あのキャラ(勝手に部屋に忍び込むストーカー的なヤツ…?)がよく分からない…。
●時系列はバラバラに映し出されてることも多く、もう少し“時間”の違いを分かりやすく…。


☆総評
2003年製作だが現在より過去の出来事として1996年頃が多く描かれており、
作品の雰囲気もその少し古い年代らしい“素朴な味わい”と“微笑ましくも切ない後味”が残る、男女3人による恋と友情の物語で良かった。

序盤からそのネタ振りはあったが徐々にそれは加速し、
「この流れはベタやなぁ〜…」と少し退いていたが、
「えっ…そっち…?!」からの「そういうことか…!!!」な仕掛けのある展開でありがちな設定を逆に利用し見事に騙されました…。🥺

追記〜良い役者だと思うけど全然見かけないなぁ〜…
と思い気になり調べたら、イ・ウンジュ(享年24歳)は亡くなってるんですね…。
映画としては★3だったがこの事実も加味して★3.5とする…。

仲の良いふたりの女性ということで中国・香港映画『ソウルメイト/七月と安生』(★4)を少し連想し、ちょうどアマプラ見放題に『ソウルメイト〜』が入ったので観直したいと思う。


2023年20本目(+短編2本)