笛を吹く男と尺八を吹く女…
選ぶならどっち?
わかる人しかわからないシモネタ前振りは置いといてレビューです。
誰もが知ってるだろう童話「ハーメルンの笛吹き」を韓国が脚色して映画化したら…
極悪スリラーになりました(´д`|||)
これはきつい!これはエグい!(*_*;
舞台は朝鮮戦争中の閉ざされたある山奥の村。
ネズミ被害に困っていた村に笛を吹くのが得意なパパと肺病の息子が訪れる…
大筋はグリム童話「ハーメルンの笛吹き」と同じで、あらかた知ってる話通りの展開になります(^-^)
序盤、中盤は村民と父子のドラマパートでコメディあり、淡い恋ありの爽やかモードで進みます。
ネズミくんは出てきますが、まだ深刻ではなく、やや間延びするかも。
しかし!…そこは韓国(;゜∇゜)
一筋縄ではいかないんです…
村がひた隠しにしていた秘密が明らかになるとき、一気にほんわかモードから極悪モードへ突入します(*_*;
ほんとクズを描かせたら韓国は世界一です。
朝鮮戦争、貧しい村などクズを生む要因はあるにしても、こいつらあまりにクズすぎる(;゜∇゜)
かなり悲惨で、まるで救いのない展開になっていくのですが、どう極悪アレンジされたかはお楽しみです(^-^)
最大の見所は童話通りの「笛によるネズミ大誘導!」
さすがに「ウィラード」や「ベン」のように大量の本物ネズミを使うわけにはいきませんが、CGと空撮を駆使したネズミ描写は圧巻です!
終盤は童話通り、笛吹きが○○されるんですが、そこからが童話と異なる本作の真骨頂です(*μ_μ)
もったいないのは往年の極悪韓国スリラーにあったエログロ描写がかなり緩くなってること。
終盤を昔の韓国映画通り、容赦なく撮っていれば神ホラー映画になっていたでしょう(-_-;)
やればできるのに、グロの手を抜いたので減点です。
スリラーなのに最後はホラー?なぜ?
それは秘密(*/ω\*)
名作とはまではいかないかも知れませんが、
・とにかく不愉快な極悪展開が見たい
・韓国人のクズっぷりを見たい
・元ネタを凌駕したとんでも終盤の大攻勢を見たい
方にはお勧めです。