福山雅治演じる静に全然魅力を感じることができなくて、個人的な「※ただしイケメンに限る」の限界を見た気がする…。いくら顔が福山雅治であっても、のらりくらりして何考えてるか分からないゲスいセクハラおじさんは普通に気持ち悪いことを体感…。
お仕事ドラマ、としてはわくわくしたけどやっぱりちょっと内容が薄いかなあ。でも、大根監督らしいテンポの良さは健在で見ていて楽しかったです。思わず笑っちゃうちょっとしたセリフやシーンも沢山。部数が上がっていくホワイトボードの演出は、なんとなーく「バクマン。」の読者アンケートを思い出したり。会議シーンも好き。
後半の展開はびっくりしたけれど、この映画は最近よくある「後半○○分からの衝撃！」みたいなアオリのCMを打っていないところが良いなあと思った。そのぶん衝撃が大きい。リリーフランキーがほんとに凄まじくて、いやはや本当に凄い役者さんだと改めて。静とチャラ源のワケありな関係性について結局何も語られなかったのはちょっとなあ…。だいたい予想はつくのだけど、ここは少しでも回想シーンなんかを入れた方が後半の展開にもより入り込めたのにな、とちょっと残念。
…と、色々思うことはあるのだけど、二階堂ふみの「1回だけ？」があまりに可愛過ぎて、ああもうこの一言聞けただけで観に来てほんとに良かった…！！！と心の底から思いました(笑)二階堂ふみちゃんファンは絶対に観るべき。
あと、福山雅治と吉田羊さんのキスシーンがめちゃめちゃ良かった。ほかのどのシーンよりもセクシュアルで素敵でした。
本作のポスターやチラシも凝っててすごく好き！それだけにちょっと、自分の中で期待度を高くしすぎたかなあと思ったり…
