監督は「バクマン。」の大根仁。主演は「るろうに剣心 京都大火編 / 伝説の最期編」の福山雅治。出演は「ふきげんな過去」の二階堂ふみ、「嫌な女」の吉田羊、「64 -ロクヨン-」の滝藤賢一など。
写真週刊誌「SCOOP!」に所属し、数々のスクープ写真を撮ってきたカメラマンの都城静（福山雅治）。しかし、今ではギャンブルに溺れている上に借金に追われつつ、フリーランスのパパラッチとして生活していた。そんな中、「SCOOP!」に配属されてきた新人記者・行川野火（二階堂ふみ）とタッグを組むことに。情報屋のチャラ源（リリー・フランキー）からのネタと場数を踏んできて培ったベテランならではの勘を武器に次々とスクープをものにする静たちだったが、やがて大きな事件に関わることになる。
飛行機で観て以来の鑑賞。
新人記者のベテランカメラマンのタッグムービーで、ストーリーも分かりやすく楽しめる。
静の無茶な指導の元、行川がどんどん成長していくのが見所。男女の凸凹コンビは良いのだが、恋愛的な感情を持ち込む必要があったのかは疑問。
仕事の中で生まれる信頼感だけで終わらせて欲しかった。
あと気になったのは、殺人者の顔を撮る時の作戦が幼稚すぎる。もう少し捻った作戦を見たかった。また、最後の静が撃たれるシーンに至るまでの過程が無理矢理感がかなりあった。
最初の面白さから段々とつまらなくなっていったのは残念。
福山雅治は気だるい感じのキャラで色気があって良い。クズなキャラも似合うのイケメンというのはズルい。あとリリー・フランキーのキャラはイカレ具合が好きだった。
パパラッチタッグ映画。
