このレビューはネタバレを含みます
大根仁監督のコラムやドラマ『30minutes』が大好きなので、そう言う系統の作品が好きなんですけど……、むむむ。
大根監督は映画よりシニカルさを持ち合わせたブラックコメディドラマを撮ってほしいです。
キャラクターの掘り下げがあまりに不足していて、感情移入出来ないんですよね。
そこを求めたら野暮、と言う段階までも言ってないと言うか。
都城とチャラ源はもっと掘り下げないと、最後の銃のくだりがチープになってしまうと思いました。
相反して、副編集長の掘り下げ方は良い塩梅で、とても良いバランスだったと思います。
役者陣に関しては、福山雅治の癖が強いもののいわゆる演技派な面子を揃えていて良かったです。
福山雅治とリリー・フランキーが『そして父になる』のわかりやすい大人像と比較するとボンクラっぽくて笑いました。
あとは、二階堂ふみが御乳首様を見せて下されば最高でしたね。
