和製版ナイトクローラー かと思いきや全然そんな事なかった。
主に芸能に特化した大衆向けのスクープ写真を撮り続けるカメラマンのお話。
とにかく全員演技うまいわ。その日常のシーンを切り取った様に、全員が自然体。
ああいうフリーの記者いそうだもの。
あとスクープの手法も知らない分野だったから勉強になった。
ターゲットの誘い出しとかも面白い。
ハリ、マワリ、クズシ、バラシ...
ああいう業界は常に同業他社がいて大変だよね、特に犯罪者の移送や渦中の人物の取材とか。
何を撮ったかではなくアングルで全てが決まるというのも深い。
パッケージデザインも斬新で発想が面白い。
ただ、前半は退屈なシーンが多めなのは否めない。
まぁそんな事はどうでもいい。特筆すべきなのは最後だ。
最後に比べれば前の展開は蛇足レベル。
ラストがマジで急展開すぎて、開いた口が塞がらなかった。
そう、リリーフランキーが本当に怖い。本物のキチガイ。
普通に目がイってるし、はしゃぎ方も幼児がそのまま大きくなった感じ。リアルに怖い。
あの人は何であんなに演技うまいの….?レパートリー多すぎやろ….
個人的に超ドキドキしたので、最高のラストだったと思いますお