圧倒的な爆発力不足。
サミュエル・L・ジャクソンの大ファンである手前、かなり前から気になってたのですが、Netflix限定とのことで見送ってました。
しかしながらこの度、父がAmazon prime、僕がU-NEXT、妹がNetflixという三権分立が我が家に実現したのでようやく鑑賞。ええ時代になりましたねホンマ。
感想はと言うと、期待ほどでも無かった。
面白いか?と聞かれれば頷けるけれども、アクションとコメディの共存が上手いこといってない、というかいずれも薄い。
いくつか笑ったシーンはあるものの、2時間でこんなものかといった印象。
アクションに至っては平凡すぎる。これが21世紀の映画とは思えない。古い。
アクション、コメディのいずれも圧倒的な爆発力がないのが残念で仕方ないですわ。
サミュエル・L・ジャクソンのキャラが活かしきれてないのも僕が乗り切れなかった要因として大きい。タランティーノ作品ではあんなにも輝いているのに…やっぱり監督の力は絶対的でんな。
本作がもし、この二大キャストでは無ければ大ゴケしたであろう内容ですわ。なんとかキャストで保っているように世間には見受けられてますが、僕の目は誤魔化せへんでー!
良かったのはサミュエル・L・ジャクソンの妻を演じたサルマ・ハエックのキャラぐらいです。これも典型的なキャラでしたが、まぁ笑えたので良し。
今年の夏に続編の公開が控えてますが、監督が続投しているようなので期待はできまへんわ。
まぁ、でも見るんやけどね(笑)
僕の中でアクションコメディのバディ映画といえば『ミッドナイト・ラン』(1988)が最高峰です。デニーロ主演作で一番好きです。
バディ映画であの作品を越えることはないと思うぐらいの出来ですので、未見の方は是非ご鑑賞下さいまし。