前作で、愛車マスタングを盗まれ、亡き妻からの贈り物である愛犬を殺され、復讐のために復活した伝説の殺 し屋ジョン・ウィック‼
それからたった5日後の今作。
復讐を果たし、今は亡き愛妻ヘレンを思う…のもつかの間、
カモッラ(イタリアンマフィアのひとつ)のサンティーノに暗 殺を依頼される。もう殺 し屋業から足を洗うつもりのジョンはもちろん断るが、妻との思い出の家をバズーカで爆破され(‼www)、また、足を洗うためにサンティーノと契約していた誓印によって、彼の姉を暗殺 する羽目に…
しかし、そこには罠が。ジョンは700万ドルの賞金をかけられ、世界中の殺 し屋から狙われる羽目に‼
舞台はNYだけでなくローマへも‼
前作同様、暗殺者御用達のコンチネンタルホテル(中では殺 し禁止)があったり、銃ソムリエや防弾スーツの仕立て屋や古地図のプロやユダヤ系の貸金庫屋がいたりと、ワクワクします♪クール♥
また、暗殺者たちの世界観なども独自のもので、主要連合と呼ばれる世界のマフィアたちら12人がしきる裏社会の組織があったり、それらに属さない組織があったりと興味深く、世界観が前作よりも広がりました。
あんな人やこんな人までも暗殺者‼(笑) どんだけいるんだ(笑)
なんと言ってもキアヌが最高っていう事で…
リアルぼっちのキアヌと役柄がぴったりすぎていて、切ない(笑) やっぱり、誕生日にボッチで街角でカップケーキ食べるキアヌを思い出してしまう〜(笑)
キアヌにはこの役は本当にはまり役。
亡き妻への想いが深くて切なすぎる… 車を盗まれて、家を壊されて怒ったわけではない。そこには、常に妻への愛が、妻との思い出があるのです。
そんなキアヌが、今回も無双っぷり満載で殺 しまくります‼‼(笑) 前作は｢ガンフー｣だったけれど、今作は｢ガン｣の割合がかなり高かったです。ドンパチドンパチでバッタバタと‼ 痛みと苦痛で弱りながらも、ジョンは復讐のため、契約のため、身を守るため、怒りと悲しみに満ちた瞳でバッタバタと‼‼
何人やっつけたか、カウントしておくべきだった…… 100はゆうに超えたなw
鏡張りのシーンではどうやって撮ったのかちょっとわからない‼ 舞台をコロコロ変えてそれに合わせた銃撃戦が繰り広げられます。(個人的には、コモン演じるボディガードとの駅構内でのチュンチュン撃ち合いが爆笑ものでしたw)
そんな、初っ端の激しいカーアクションから始まり、ずっとやっつけまくっていくストーリーなのですが、不意に休息シーンがあったり。動と静の差がはっきりしているので、飽きません。
あっ‼ 多分次回も出演するであろうローレンス・フィッシュバーンも出てきた‼ マトリックスじゃ〜‼‼ どうやら監督はマトリックスでネオのスタントをしていたらしく、そういった熱量もあるのかな♪
前作の“なめていた奴が実はヤバい奴だった‼”的な面白さがない分、若干面白さには欠けますが、その欠けた部分をディテールで埋めていた感じかな。そして、抜け出せない負の連鎖……
まぁ、ともかく、ただ単に楽しかったです♪ 次回が楽しみ♪
