ゴン吉

ジョン・ウィック:チャプター2のゴン吉のレビュー・感想・評価

4.2
伝説の殺し屋の死闘を描いた「ジョン・ウィック」シリーズ第二弾。
「マトリックス」シリーズのキアヌ・リーブスが主演を務め、同作品でスタントコーディネータを担当したチャド・スタエルスキが監督を務める。
イアン・マクシェーン、ランス・レディック、 ローレンス・フィッシュバーン、リッカルド・スカマルチョ、クラウディア・ジェリーニ、コモンらが共演。

本作は、前作の5日後が舞台。
前作でロシアマフィアに奪われた愛車をジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)が取り戻すシーンから始まる。
派手なカーアクションの後、聖印を交わした殺し屋仲間(リッカルド・スカマルチョ)から、彼の姉でありジョンとも旧知の主席連合の幹部(クラウディア・ジェリーニ)を殺すように依頼されるが.....

殺し屋の掟や前作で謎だったコンチネンタルホテルの裏組織が徐々に明らかにされる。
一方で武器ソムリエや浮浪者の殺し屋を牛耳るキング(ローレンス・フィッシュバーン)などが新たに登場して謎は尽きない。ローレンス・フィッシュバーンは「マトリックス」シリーズでもキアヌ・リーブスと共演しており、ファンには嬉しい起用である。
前作にもましてキレッキレのガンとカンフーを取り入れた圧倒的でスタイリッシュなガン・フーアクションがノンストップで繰り広げられる。
車にはねられたり階段を転がり落ちても何度でも立ち上がる不死身のジョン。
アクションは、芸術の域に達していて、テンポよくリズミカルにバンバン殺していく。
ネオンカラーの映像も凝っていて幻想的な世界観を醸し出している。
シリーズ恒例のワンコも登場して作品にアクセントをつける。
「うちへ帰ろう」
最後に掟を破ったジョンを待っていたのは......
「1時間後にジョン・ウィックを追放処分とする」

2024.4 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替:松崎広幸 訳) 
2023.9 BS-TBSで鑑賞(土曜映画デラックス・吹替)
2021.9 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替)
2019.4
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