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リディキュラス6のackanen2ndのレビュー・感想・評価

リディキュラス6(2015年製作の映画)
3.5
本当にただしりとりで選んだだけで何も知らなかったんだけど、まさか偶然のアダムサンドラー2連続でした。
前の「ウソツキは結婚のはじまり」にも書いたけど、アダムサンドラーって見る度に「全然タイプじゃないなー」ってつくづく思ってて、でも今回は彼が主人公だと思ってもなかったことや、ラブコメではない男だらけの面白おかしいコメディということで、ロン毛にインディアン風な姿で登場した時はなんだか嬉しかった。笑

アダムサンドラー演じるホワイトナイフが、先住民族に拾われて育てられた白人って設定なんだけど、部族の中でも1人だけ衣装がダサかった。笑
ちゃんとみんなと同じインディアンぽい服なんだけど、彼のだけ安ぽく見えた。ドンキホーテで売ってそう。
1人だけ白人という違和感からなのか、あのロン毛が似合わなすぎるからなのか、本当に1人だけただただダサいのか...


タイトルからして馬鹿馬鹿しいコメディだろうとは思っていたんだけど、そのバカバカしさは想像以上で、冒頭のシーンでアダムサンドラーが投げたニンジンが敵の太ももに突き刺さったあたりで期待が膨らんだ。笑

とにかく、バカ、下品、くだらない、意味がわからないって感じ。
タイトル通り。ばかげた6人。
好き嫌いが明確に別れる系で、そもそも嫌いな人はおそらく最後までみれないような映画。
ワタシは楽しくみれた。
たまに汚すぎたり、グロくておえぇってなるけど。


途中で元祖野球みたいのをやるシーンがあって、作り出した人と中国人(?)のチームと試合をするんだけど、これがなかなか面白くて、プレーしながら、負けたくない創始者があれこれ後付けでルールを付け足して、今の"野球"になっていくのよ。
このシーンとても面白くて良かったんだけど、終わった後に、あれはなんだったんだろう...と思うくらいに本編に関係ないのよね。全然いらない。笑


兄弟の1人チコを「ブルックリン99」レギュラーのテリークルーズが演じていてちょっと嬉しかったんだけど、特技が「ペニスでピアノを弾く」っていうアホっぷり。
(作中にダイレクトに披露するシーンはないのでご安心を。笑)

あとリル・ピートっていう兄弟の中でもいちばんバカっぽい人が、特技が「首が頑丈」で、絞首刑になっても死ななくて、むしろいえぇ〜いって感じでプラーンプラーンって自らずっと揺れてるのよね。このシーンは意味わからんすぎて笑った。
そんで後から知ったんだけどその役を演じてた俳優さん、「トワイライト」シリーズにメインキャラの1人として出てたらしい。笑笑
大丈夫かよ、仕事選べよ。笑
「トワイライト」シリーズのファンがこれみたら絶叫するんじゃ...笑

主人公役のアダムサンドラーは全然ギャグっぽいことしなくて、むしろひとりだけめっちゃ強い、賢い、優しいみたいな立場。
だから強盗するシーンでもみんなはバタバタしてるのに、1人だけ冷静だし、さっとやることをやってのけちゃうんですが、それはそれで面白い。
アダムサンドラーがシュッとした表情で、超人的な動きをみせる。それがワタシにはツボでした。


とにかくあほみたいな映画だった。内容は何もない。笑
よく2時間もみれたな〜と思うけど楽しかった。

こんな映画を楽しめちゃう女であることを少し残念に思うけど、同時にこんな映画を楽しめるような人間、大人であってよかったなぁなんても思った。


ここからは余談なんだけど、
敵のボスが登場した時に「あ!闇金USAの人だ!!」ってなった人間はおそらく世界中でワタシくらいなもんよ。笑
そのくらい印象深いなぁ「闇金USA」。しりとり映画を初めてもう結構経つけど、あれほどのハズレはまだないね。トップだね。まぁハズレというかなんというか。笑
気になった人は何にも調べずに、ワタシのを含めレビューや感想など一切読まずに、ただ「闇金USA」とグーグルで画像検索をし、ポスター(キービジュ?)だけみてから是非鑑賞してみてほしい。きっとポカンとします。
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