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ある母の復讐のkuuのレビュー・感想・評価

ある母の復讐(2012年製作の映画)
3.0
『ある母の復讐』
原題:공정사회
英語題:Azooma:Mother Vengeance.
製作年2012年。上映時間89分。

※老婆心ながら小生も不快に感じたシーンがありました。
題材の性質上、不快に感じられるような詳細描写(小児性愛や性犯罪)が含まれていますので、視聴の際は注意してくださいね。

平凡な人にでも起こりうるかもしれないことを意図し、韓国で実際に起こった事件を基にした作品っす。
怒り心頭のアジュンマ(韓国語でオバサンの意らしい)、警察はおろか、元夫ですらずさんな対応であることに憤りを感じ、自分で犯人を見つけ復讐することを決意闘うアジェンマ。
マブリーどないしたんや!そのキレのない役は🥺。
ポリスでもバイオレンスを武器にしてる貴方は愛しのマブリーじゃない。
まるで葉加瀬太郎が短髪にして高木ブーの横でウクレレを弾いてるの見てるみたいや。
イカれよマ・ドンソク💢😠💢
あなたのイカれた怒りをまってるのにぃ。

小学生の娘を育てるアジェンマ。
ある日、帰りの遅い娘を心配して周辺を探し回った彼女は、男に強姦され生きたままゴミ捨て場に捨てられた娘を発見する。
アジェンマは警察に乗り込むが、ずさんな対応に怒りが爆発、自ら犯人を探そうとするが。。。

比較的短いながらも、めちゃデリケートな問題に取り組むパワフルな映画かな。
ただ、小生は後半でやっぱりこれは肌に合わん作品やなぁと感じたのは確かですが、あくまでも個人的見解ですがプロットはとても良いんやけど脚本が違ったらハマってたと思いますが。
今作品は、最も凶悪な犯罪のひとつである児童への性的暴行を描いてる。
こないな重大な犯罪と同様に、監督はもうひとつの悪を明らかにしてる。
その悪てのは、私たち社会がデリケートな犯罪問題の処理を委ねている人々の無関心であり、それと同様に非良心的なものである。
特に公務員窓口は複数の担当を任されフラフラなんはわかるけど、こないなんが多い。
一発カマしたら滞りなくやりよるし、出来るなら初めっからしてほしい。
彼らの一部怠慢な法執行機関や一般の人々が、目の前にあるものを見ようとせず、女性の苦境を無視することで犯しうる悪を暴いている。
このことは、社会的な女子の偏見の風潮にまで及んでおり、今作品の事件を担当するポリス(マ・ドンソク)に何度も退けられていることからも、映画の中で強く表現されている。
厳格な製作を行うのではなく、監督は独自の方法で物語を分割し、単純なストーリーであっても、必死にポリスの注意を引くユン(チャン・ヨンナム)の痛みとフラストレーションを観客に感じさせる。
微妙な手法やけど、正直、アチコチ飛びすぎてる感は否めない。
マ刑事(マ・ドンソク)の具体的な行動は、あまりにも無関心で非論理的であり、彼が母娘に接するシーンは見ていて腹が立つ、マブリー違ったら停止ボタンか画面蹴ってた。
今作品の複雑なのは、子供の父親であるユンの元夫の医者のリーが、韓国ではある種の有名人だということ。
そのため、自分の影響力を利用して捜査を妨害し、最終的には捜査を終了させようとする。
その間、カメラはユンに注がれ、彼女は主人公が経験する無数の感情の変化を見事に表現してはいるかな。
ただ、目には目を歯には歯をはホンと分かるけど、なんかヲチは見たなかったかな。
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