沈

ゲヘナの沈のネタバレレビュー・内容・結末

ゲヘナ(2016年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

サイパン島へリゾートの事業開発を試み、現地を訪れた5人組。そこで昔、旧日本軍が秘密基地として使用していた洞窟を発見し、中へ潜入していく。そこには干からびた死体がいくつもあり、捜索を切り上げようとするも干からびた死体の一体が突然動き出し、「お前が絶対死ね」とだけ呟く。不可解な現象、不快な耳鳴りで気絶した彼らはなぜか70年前にタイムスリップして基地に閉じ込められてしまう。そこにはサイパン島に伝わる原住民の呪いが関係していた。経緯や演出はありきたりなものの、最後のギミックだけ訳が分からないけど意外な展開で少し面白かった。まさか生き残るのお前か〜という感じ。日本版のポスターの謳い文句が内容に合ってないような気がする。ゲヘナから召喚されたジジイが人間たちに恐怖を齎す的なハードロック笑な内容かと思ったら全然違かった。ギミックを理解したタイラーがポリーナと急にキスするシーンは素で「なんで?笑」って声が出ちゃったけど展開的に無理やりキスシーン入れてきたなぁって笑ってしまった。原住民の呪いは死ねない呪いってことで解釈いいのかな。70年前にタイムスリップして70年後に未来の自分たちに出会うっていうのが無限ループって怖くね?だったけど、理屈がよく分からないほうが怖さより優って色々疑問で終わってしまった。あと、日本語や日本人出てくるのも何となく日本人目線からだと余計怖さが半減してしまう要素になっちゃったと思う。よくみたら監督さん日本人だったのね。正気に戻って焦って敬礼する加藤かわいいね。最後のおじいちゃんはタイラー?タクシー!で終わるのギャグすぎる笑
沈