大きな卓に座れたな
壮大なる物語の幕開け>ビギニング、とはそういう意味ですよね。
イギリスの義賊、ロビン・フッドの伝説に今回挑むのは、笑顔がチャーミングなタロンくん。
歴代のロビンと比べ、かなり現代的で、軽やか。
そこが魅力的。
彼の姿を愛でるためだけでも、観る価値はあると思います。
苦労知らずのロクサリー領主。
彼が十字軍遠征を経て、如何にしても盗賊となったのか。
戦場で敵として出会い、後に弓の師匠、そして頼れる相棒となる、リトル・ジョン。
どこか抜けているけれど、憎めないタック修道士。
そして。
運命的に出会い、一度は死別したものと思われ切なさを味わった、乙女マリアン。
可愛らしい顔と、少し不釣り合いな肉感的ボディの彼女、U2のボノの娘さんとは。
特筆すべきは、そのアクション。
徹底して弓に拘り、それが活きている…
馬車の疾走感も素晴らしく。
個人的には、衣装がとてもスタイリッシュで惚れ惚れしました。
わかりやすいストーリー展開で、難しく考えずに楽しめる娯楽作品であると思います。
…単純明快な冒険譚
そう見せかけて…
恐怖は神が持つ最大の武器
と、教会制度へのアクション
人が無力なのは
自分が無力と思うから
所々に。
次作への布石…
ウィルへのひとこと
大きな卓
楽しみにして、待つことにしましょう…