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フッド:ザ・ビギニングのjamのレビュー・感想・評価

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)
3.8
 大きな卓に座れたな

壮大なる物語の幕開け>ビギニング、とはそういう意味ですよね。


イギリスの義賊、ロビン・フッドの伝説に今回挑むのは、笑顔がチャーミングなタロンくん。
歴代のロビンと比べ、かなり現代的で、軽やか。
そこが魅力的。
彼の姿を愛でるためだけでも、観る価値はあると思います。


苦労知らずのロクサリー領主。
彼が十字軍遠征を経て、如何にしても盗賊となったのか。
戦場で敵として出会い、後に弓の師匠、そして頼れる相棒となる、リトル・ジョン。
どこか抜けているけれど、憎めないタック修道士。

そして。
運命的に出会い、一度は死別したものと思われ切なさを味わった、乙女マリアン。
可愛らしい顔と、少し不釣り合いな肉感的ボディの彼女、U2のボノの娘さんとは。


特筆すべきは、そのアクション。
徹底して弓に拘り、それが活きている…
馬車の疾走感も素晴らしく。

個人的には、衣装がとてもスタイリッシュで惚れ惚れしました。

わかりやすいストーリー展開で、難しく考えずに楽しめる娯楽作品であると思います。


…単純明快な冒険譚
そう見せかけて…

恐怖は神が持つ最大の武器
と、教会制度へのアクション

人が無力なのは
自分が無力と思うから

所々に。


次作への布石…

ウィルへのひとこと

大きな卓

楽しみにして、待つことにしましょう…
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