朱音

フッド:ザ・ビギニングの朱音のレビュー・感想・評価

フッド:ザ・ビギニング(2018年製作の映画)
3.5
ストーリーのテンポが早めで王道ストーリーのロビン・フッドの現代版っていうのも納得。全てを失ったからフッドになったのか、彼の元々の素質なのか。戦場から帰って来て、更に目的の為に鍛える日々のタロン君がイケメン過ぎて腹筋に鼻血をブチ撒けたい衝動が激しかった。
弓という武器の限界を越えたであろうアクションは派手で見所がたくさん。そしてマスクを外す仕草がイケメン過ぎてため息出ちゃう。
所々にユーモアもあるのにストーリー全体で考えると「戦争」というものがもたらす犠牲と代償の重さを感じて苦しかった。
敵、味方なんて状況によって変わるし、情を持っても必ずしも良い流れになる訳でもなく。悪を倒すって言っても、直ぐに代わりは生まれる訳で。結局世界は自分の手の届く範囲でしか変えられないのかな。
朱音

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