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ハドソン川の奇跡の牛のレビュー・感想・評価

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
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事故のことはニュースで知っていましたが、その後機長が責任追及されているとは知りませんでした。結果的に機長の判断は正しく、責任を負うことはなかった。

着水後、機長は最後まで機内に残り生存者を探していた姿が印象的。航空機や艦船の長は最後まで船内に残り、救助を行うものとされています。
この機長は最後までそれを実践した。

韓国のセウォル号沈没事故では、船長はいち早く脱出し被害が拡大した。いざとなった時、我が身を呈して自人を守れるのは意外とできない勇気ある行動です。

事故調査委員が、何度もシュミレーションして空港に戻れると結論付けたのも現場を知らない人間がすることだと思った。まるっきり人的要因を排除した机上の空論の如き調査。

こんな調査にかけられたらたまったものではないですね。
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