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ハドソン川の奇跡の445のネタバレレビュー・内容・結末

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

冒頭に事故が描かれない。
何が本当か分からないまま話が進む。
結果オーライとはならないのか…とピンとこないまま事故のシーンになり、一部始終を見て、これは大変なことだと、どれだけ多くの人が怖い思いをして、どれだけ多くの人が人命救助に駆けつけたのか、結果オーライで済まされないのだと痛感した。

自信を持ってした決断、それはたった200数秒のこと。
責められるうちに分からなくなってくる機長の重圧と恐怖が伝わってくる。

検証会は息を飲み、副操縦士との会話には涙した。

勘違いして絶望する管制官の思いや、フェリーやヘリが助けに来てくれたシーンには涙が出て、このフライトで機長と初めて顔を合わせたはずの副操縦士が、事故後終始味方でいてくれたことに胸が熱くなった。

今年日本でも本当に事故があったからこそ、奇跡の重さと、奇跡が叶うのはワンチームであるからこそなのだと実感。
学びの多い100分間だった。
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