2011年ニューヨークで起きた、飛行機における危機的状況を描く、実話に基づいた、人間ドラマ。
原題は『サリー』とあるように、クリント・イーストウッド監督は機長の心情をシンプルに表現している。
その分、胸がしめつけられるような緊張感が続くのではないか。
また、トムハンクスが素晴らしいことは言うまでもない。
簡単に演じているように見えるが、相当な計算を積み重ねているはずだ。
あっという間の上映時間で、少し物足りなさを感じる人もいるかもしれないけど、人間を誠実に描いた良作と言える。
エンドロールでは実際の人物たちが登場するので、最後までお見逃しなく!