2017年1月28日 アマゾン
『ハドソン川の奇跡』
監督、クリント・イーストウッド。
ラストにかかる音楽が良い♡
タイトルは、Sully (2016)~「Flying Home(Theme from 'Sully')」
youtubeで聴けます。
https://www.youtube.com/watch?v=Br_qM1w1ZZo
飛行機のトラブルに際し、ベテランの機長が最善を尽くし、
誰一人死ぬことなく助かった結果に対して、
国家安全委員会の方々の厳しい問い詰め。
他の方法はなかったのか?
機長が良かれと思った行動は、かえって乗客を危険な目に合わせたことにならなかったか?
コンピューターでシュミレーションをすると、空港に戻っても助かる結果になるが、
20回行って20回とも空港に戻って助かる・・・
さて、機長は悩む。
トラブルが起こり、それに対して対処方法を考え、行動に移すのに
35秒はかかると。
その35秒をシュミレーションに加えると、何故かことごとく空港に戻れず、
事故が起きるという結果になってしまう。
機長の「川に着水」という判断は正しかったという結果になった。
最近テレビでクリント・イーストウッド監督の映画を観る機会が多いが、
古い映画のクリント・イーストウッド監督作品は、顔の表情をアップで捉え映したりという
何か粗い技法というか、その時代はそういうのが良かったんだろうか。
不自然な印象の撮り方のように思えた。
最近の比較的新しい映画ではそのような不自然さはなく、
この「ハドソン川の奇跡」はクリント・イーストウッド監督の
集大成の作品のように思える。
トム・ハンクスさんも機長本人になりきり、リアルな演技だった。
見応えがありました。