主演がトム・ハンクスな時点で「これは鉄板」と思わせるところが何だか悔しいｗ
最後のご本人様登場と副操縦士役がいい味出してた。事故調査委員が悪役に徹していて実に憎たらしく、映画をピリッと引き締めていたと思います。
アメリカ人にとっては、特にニューヨークにとっては、911はトラウマになっているはず。その中で乗客乗員全員の命を救った機長はマジ英雄。英雄だけど驕ることなく、責任感の塊のような人物で、誠実な人物像を描き出していたのが流石でした。
…とは言えあまりに高潔な人物像すぎて、ついつい天邪鬼な性格からこれでも辛口の採点にしてみました。あくまで映画ですもんね。
