【悪の心と善の心は隣り合わせで、善悪の区別は無い】294
《感想》
163分の大作。
長いので3回に分けての鑑賞。
ざっくりと
前半=事件
中盤=アリバイ作り
後半=伏線回収からの結末
2時間40分の映画ですが
おそらく、通しで観てもあっという間に終わりそう。
テンポが良く、アリバイ工作の時間もしっかり丁寧に取っているので無駄がありません。
又、信念を貫くお父さんの演技が上手である事も、サクッと観られる要因の一つ。
意外とドラマや映画は刑事事件の役に立つ事にびっくり！
現実はそんなに簡単では無いでしょうが...。
警察の悪い所、良い所
お父さんの良い所、悪い所が
全て混ざり合い
何を良しとし、悪しとするのか判断が難しくなる様な映画。
被害者側の言い分も加害者側の言い分もどちらもよく分かります。
サスペンス映画が好きな方は是非観てください♬
《物語》
ビジェイは学歴こそないものの誠実で困っている人を捨て置けない性分から村の人に慕われており、ケーブルテレビのサービスのビジネスをしている。
妻のナンディニと娘のアンジュとアヌーとのんびりと暮らしていたことに満足をしていたビジェイ。
学校の行事を通してアンジュと知り合った青年サムはアンジュに「お前のシャワーを浴びる所を盗撮した。言う事を聞け」と脅す。サムに動画を消すようにと揉めているうちに間違って殺してしまうアンジュ。しかし、サムは警察官のお偉いさんの息子であり、ビジェイ一家は厳しい取調を受けることになる。
監督
ニシカント・カマト
出演
アジャイ・デーヴガン
シュリヤー・サラン
タブー
ラジャト・カプール
《こんな話》
・踊りの無いインド映画
・サスペンス
《関連する映画》
・共謀家族(DRISHYAMのリメイク)
・女神は二度微笑む(踊り無しインド映画)
