Netflixでの配信が明日で終わりとの事。インド映画は時間が長いから体調とか色々準備してから臨むんだけど、そうも言ってられず。でも、そんな心配無用でどんどんのめり込んでく。
序盤の幸せそうな家族の描写が凄く素敵でそれが終盤まで活きてる。歌バックのシーンのパパが椅子に座ろうとして座面が破けたあと、末子ちゃんが呼ばれて叩かれるっ!ってニコニコ避ける場面も最高。今思うと、ここもかぁ…。
この手のタイプはハラハラ感とかに重きを置きがちだけど、さすがはインド映画、しっかり社会的なメッセージも詰め込んだ世界になってた。
インドの警察…というかここではガイトンデがめっちゃ悪い奴(人の血を吸うシラミみたいな奴って例え秀逸だったww 伝染るしな、シラミは)だった。あの鏡越しのニヤッとした顔が憎たらしかったー!
"正義"とは何か、何が良くて悪いかはわかってる。けど、道徳心とかで考えて、それぞれの立場に立つと……堂々巡りになる。私の場合は主人公達を応援しつつ、とりあえず、警察の仕組み変えてよう!泣 となった。あの警察の暴力シーンがホントに見てて辛かった。
とあるセリフに「そういう瞬間には善も悪も……」っていう言葉があるんだけど、この"瞬間"っていう訳?言葉?が切なくて痺れました。
そして忘れてはいけない巧みな伏線と見事な回収。最後まで見逃せない作りになってました。いやホントに最高でした。これが明日で配信終了だなんて、勿体無い!また何度でも観たい作品になりました。
ヴィジェイの観てる映画の1本目はエージェントライアンかなぁ?笑
音楽も良かった!途中、アベンジャーズ来るんじゃないかってくらい壮大な曲もあったしww 恐怖心や不安感を煽るような曲に気持ち持ってかれました。
あ!全然ね、歌ったり踊ったりしてないよ!それが苦手な人も是非見て欲しい1本です!