mrhs

無気力症シンドロームのmrhsのレビュー・感想・評価

無気力症シンドローム(1989年製作の映画)
4.8
再見。

ムラートワの映画はシュールと評されることも多いが、むしろ現実の延長にあり、類型的な日常映画からは排除されてしまう異物やノイズを取り込んだリアリズムに属するものである(らしい。ネットを探したらそんなような論文が出てきた)。

緻密に設計されているのは導線だけではなく、デタラメに見える狂人のセリフも細かく書かれているのかもしれない。アレクセイ・ゲルマンやカネフスキー並に好きだ!
mrhs

mrhs