小林

イルマ・ヴェップの小林のレビュー・感想・評価

イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)
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ヌーヴェルバーグの象徴たる俳優、ジャン=ピエール・レオーがその時代に活躍したであろう鼻持ちならない気取り屋の映画監督を演じているが、露骨に揶揄されていて苦笑い。一方で頭の悪いインタビュアー(評論家?)が「インテリが映画をダメにした。シュワちゃんの映画最高!」という姿勢も揶揄している。大衆VS芸術という対立構造を作り出して焚き付ける連中はどこにでもいるが、じつにくだらないとおもう。監督はその辺を理解した上で風刺している。
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