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イルマ・ヴェップのmamのネタバレレビュー・内容・結末

イルマ・ヴェップ(1996年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

女盗賊もののリメイク版撮影のため渡仏したマギー・チャン(本人役)
統制のとれていないフランス映画の現場の混乱ぶり、スタッフ間のいざこざや対立、色々めんどくさい監督(J=Pレオー)は途中で失踪しちゃうし....。その中に主役としてポンっと放り込まれ、困惑しながらも順応してるマギーから目が離せない。
よくわからない現場の裏側を見せられてるだけなのに何でこんなに面白いんだろう、不思議。ボンテージに身を包んだマギーのヴィジュアルが支えてるってのもある。

おそらく監督がめちゃくちゃにしたのだろう試写の作品は、実験映像の如く加工されまくってて痺れるほどカッコよかった!(話の内容と女優の美しさは丸潰れなんだけども)

Bonnie And Clydeのカバーも良かった。

この後にオリヴィエ・アサイヤスと3年間だけ結婚してるのね、マギー。

サイレントの「吸血ギャング団」観なくちゃ!

2023-286
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