このレビューはネタバレを含みます
設定とかストーリーについてはそれほど語るべき部分はない気もするけどなんといっても邦画では珍しい近接戦闘術がメインのテーマである点がまずいい。
ゼロレンジ・コンバットという、知らない人からしたら「何でこのおっさんたち、肩甲骨ぐるぐるまわしてんの?」という感じだが、そのアクションは折り紙付き。
ほぼ無双、という感じではあるが、攻撃一つ一つが全部急所狙い、一瞬で相手を無効化する殺人術なので見ていて爽快、その上、メリケンのミリタリーものでは最近よく取り上げられてる近接戦闘術を、この日本でもほぼ同じクオリティのものが作られたというのが驚き。
映画的に映える画を撮るために回し蹴りなど派手な技も一部使われてるけど、とてもリアリティのあるアクションシーンでとても満足。
続編の構想もある(と言いながら未だ始動はしていないようだが)ようなので、是非とも次作も観てみたい。