平和を祈るヒツジくん

RE:BORNの平和を祈るヒツジくんのレビュー・感想・評価

RE:BORN(2015年製作の映画)
4.5
拓ちゃんねるから来ました!
『キングダム』の左慈役を務めた坂口拓さんが挑む限界アクション。

ストーリーはファブルみたい。「殺し屋が日常生活している」って点は共通しているけど、主人公は別に不殺じゃない。リ・ボーン・ゴーストという殺し屋で、正体を隠して生活している。
退廃的な世界観で、オッサンが女の子と暮らしている。「英雄は〜」みたいなポエムがキツいと思ったが、結末に直結しているので最後はわりと慣れる。
ストーリー云々言ったけど、ほぼアクションを楽しむ映画です。


ウェイブのあの独特な動きは「肩甲骨から波を伝えるもの」らしい。なんだか骨法を思い出してしまうが、パンチの威力はかなりエグい。拓ちゃんねるでは色んな武術家とコラボしているが、システマのパンチが一番ウェイブに近いそうだ。


大塚明夫が完全にビッグボス!思わず「ボス!」と呼んでしまう貫禄!洗脳をかけるシーンはまさにサイコマンティス!「何故だ……何故だ……」
敵のクソガキ、アクション凄すぎてビックリ。何者なんだ演じた子・・・
ゴーストのタッグだったアビスレンジャーは
敵味方関係なく〇すヤバい奴なんだけど、最後ベネットみたいに「ハジキも必要ねぇや。へへへへっ……誰がてめぇなんか。てめぇなんか怖かねぇ!」といった具合に素手の戦いに挑んでしまう。パイプで心臓を貫かれて残念!