主演のTAK(坂口拓)さんの出ている「VERSUS」「デストランス」が好きなので2年前あたりの予告編公開から注目していた映画。(ずいぶん公開まで時間かかったなあ)
「VERSUS」はそもそも監督が違うが、編集やカメラの見せ方が上手く、夢のあるアクションだったが、こちらは米軍特殊部隊や自衛隊の戦闘訓練指導者を招いてのガチアクションとのことで、(私自身が格闘技などに馴染みがないため、たぶん)リアルな殺陣なんだろうなあという印象が強い。
いしだ壱成さん演じるロックとの街中での攻防は、民間人に気付かれることなく戦っているシチュエーションや、「奪った銃をそんな風に使う?!」と意外すぎる攻撃方法とそのスピード、リズムが絶妙で、短いシーンながらもテンション上がる。
ラスト40分からの森の戦闘も素晴らしく、「ゴースト」という個人で一個小隊と同等以上の戦力を有する設定を活かした一騎当千の説得力がある。
殺陣部分をじっくり観たいためにブルーレイ化お待ちしておりまーす!