片腕マシンボーイ

RE:BORNの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

RE:BORN(2015年製作の映画)
4.0
新時代の近接戦闘術ゼロレンジ・コンバットを極めた坂口拓アクションの真骨頂!
役者復帰後の初主演作品として上りきったハードルをバッタンバッタンなぎ倒して駆け抜けた、まさに傑作でしたよ!

伝説の兵士ゴースト、隊を裏切り戦場から姿を消したゴーストを狙いかつて仲間であった精鋭部隊が襲ってくんよ!って話

先週観た「蠱毒 ミートボールマシン」に続いて、坂口拓、たっくん(斎藤工)、三元雅芸、屋敷紘子、と好きな役者達が揃って連投な幸せ
上映後の監督や新人スタントマン達の舞台挨拶には隣のスクリーンで上映中の「蠱毒 ミートボールマシン」の西村監督まで乱入、本作にも特殊メイクで参加しております

本作の最大の魅力は言うまでもなくアクションにつぐアクション、坂口拓の脂の乗りきったアクションであります!
拓さん演じるゴーストは伝説の兵士、今はしがないコンビニ店員、少女と2人で静かな暮らしをおくっています、コンビニ強盗にもおとなしく金を渡して引き取ってもらうしまつ…
そんな拓さんが襲いくる敵に覚醒してからは、まるで人が違ったかのよう、カッコ良さに圧倒されますよ!

まずは街中で急襲するいしだ壱成部隊との交戦な
僕は常々映画界で1番強いのはセガールとミョン社長だと思っていたのですが、このシーンで弾丸を避けながら悠然と近づき公衆の面前で目に見えぬ速さでいしだ壱成を屠る姿に拓さんなら2強に匹敵するかも…とワクワクが止まらんくなったのでした

その後も見せ場の連続
裏路地で通行人に紛れ次々と襲いくる刺客をバッタバッタ倒していくシーンのカッコ良さ!
麻里子様との電話ボックス内での死闘、ってか篠田麻里子が拓さんにアクション教わっているのは知っていたけど、出番は少ないながらもなかなか様になってましたね、クールな美貌と長い手脚はアクション女優やるなら強い武器になると思うんで今後の成長と活躍に期待です!
そして、大好きな三元さんと屋敷姐さんのタッグVS拓さんのハンディキャップマッチ!ってかこのふたり相手にこの内容って…拓さん強すぎ…
さらに数十人いる軍隊相手に山岳戦で圧倒する拓さん…セガール超えた?
豹の様にしなやかな拓さんのアクションをぜひ多くの人に観てもらいたい!

そして元相棒であり最強の敵を演じたのは稲川義貴、俳優ではない、あらゆる格闘術を身につけ米軍特殊部隊で格闘術の教官を勤めた男だ!
拓さんの師匠でもあるのでアクションは流石の一言だが、役者としての華は…
でもやっぱり拓さんとの戦闘シーンは申し分なかったです、また役者として活躍するのを見てみたい

あとはな、たっくんな…
拓さんのかつての部下でな、拓さんを救うために身体中に障害が残る怪我を負ってましてね、目は見えず、顔は半分爛れ、車椅子生活、それでも戦場に死に場所を求めてましてね…
拓さんに戦場に同行したい!と思いをぶちまけるシーンの悲しさな…スンスン、たっくんマヂイケメン…スンスン

そして、ヒロインな
拓さんに育てられる謎の少女な…もう可愛いこと!そのうえ、単に可愛らしい、演技がうまい、とかだけやなくて表情に独特な雰囲気がある、例えるなら塚本晋也監督が「悪夢探偵」の3作目を撮るならぜひヒロインにお願いします!って感じの女の子、成長が待ち遠しいですねぇ
でな…この子がな映画の中では一足先に成長しましてね…成長したんを演じるのがマシンボーイの大好きなあの女優さんなんです!キュンキュン、ただな…成長後は声だけの出演しかない…スンスン、悲しいから誰かは言わん!ヒントは空手!
梨奈ちゃん声の出演しかない…

ちなみに、わ〜いアクションやぁ!って観てたけど、拐われたヒロインの女の子が拓さんと再会して拓さんから離れたくない離れたくない、なるシーンで密かにスンスンしてらたのはここだけの話
ほんとマシンボーイは女の子の涙に弱いんやから…でもな可愛い子に限るゾ!キュンキュン