レンタル通い してた頃から、 ずっと気になってた作品です。
初めて見るグアテマラ 映画です。
重く暗く虚ろな瞳の少女マリアに、 美しい装飾の飾り物が、ほどこされる シーンが印象的でした。
グアテマラの 原住民マヤ族のマリア。
一家は 貧しく、 嫁ぎ先で、 家庭の仕事の運命が決まるのに、 時代錯誤と言うか、
発展途上国に多いしきたりと言うか、 腑に落ちなかった。
マリアが逃げたくなる気持ちも分かる。
マヤ族の信仰の深さにも、 民族性を感じました。
神への祈祷、 霊媒師、 火山へのお供え、 へび占いのおまじない……。
マリアが妊娠した時、 お母さんの包容力は素晴らしかったなぁ…。
大地を感じました。
終盤は、 マヤ族の言語が、 うまく伝わらない悲劇が悲劇を呼びました。
やや重めの映画でしたが、 グアテマラの 異文化を 知ることができて、 勉強になりました、 よかったです。
