ジェームズ・タレルを思い出すような人肌の海をゆらゆら泳ぐ気分。
最近これまでのいろんなことが許せるようになって、そうしたらこれまでわたしがどれだけ許されてきたかも体中にしみわたるようにわかった。今…
このレビューはネタバレを含みます
新文芸坐オールナイト上映2本目
寝言も言わないし寝返りも打たない。眠り病と呼ばれる病にかかった人達しかいない病院で出会った女性二人のお話。
まず、寝言も言わないし寝返りもうたないが、普通に起きる…
如何にミニマルに時空を超えられるかという挑
戦と受け取った。見事だと思う。
ただ、個人的には"ミニマル"は突き詰めた先に限度がある事に詰まらなさを感じている。
画面緩いなぁと思ったら撮影サヨムプ…
かなりキモいレビューなのは自覚するけど相当良かったので備忘...
数百年、数千年にわたり無数の死者達が紡いできた過去の時空の堆積や死者達の魂、それらは俗っぽいこの世を生きる我々の遠いところにいるよ…
どこをとっても素晴らしくて、鳥肌が立った。
夢をみること・夢に入り込むこと、終焉
起きている間の方が、よっぽど死んでいるし、いろんなものをころすために生きている
なにかを産出するよりも、破壊するた…
その空間の記憶との融合がテーマなのかな。地下の王の戦いからミトコンドリアまで、あらゆるものは空間で繋がっている。それをエスカレーターのシーンで視覚的に表す。
政府への批判を表現してるというけれど、…
最後の最後のカットに「現実から目覚めたい」っていう夢みたいな気持ちが、苦しくなるほど鮮明に表れてる気がする。ほとんどしっとりウルッと感動しながら観れるけど、最後の最後で「なにヌルッと観とんねん」って…
>>続きを読む© Kick The Machine Films / Illuminations Films (Past Lives) / Anna Sanders Films / Geißendörfer Film-und Fernsehproduktion /Match Factory Productions / Astro Shaw (2015)