安堵霊タラコフスキー

アルテミスの膝の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

アルテミスの膝(2007年製作の映画)
4.1
後の短編の先駆け的作品。

あの彼らの出会いでも思ったことではあるけど、簡素な私服で神話的台詞を発した方がエルシャダイのルシフェルみたく超現実的な趣がある。

相変わらずの森と木漏れ日の美しさも良い。

一番グッときたのは最後の方にあったカットで、風が急に強くなって葉っぱがチラホラ舞い散りながら影で画面が暗くなった点に魔術的魅力が感じられた。

でもカットが変わって急に木漏れ日が輝く場面があったのはちょっと笑えた。