リップヴァンウィンクルの花嫁のおはようございますこんばんはのネタバレレビュー・内容・結末

映像の多彩さと音楽によって泣きたくなるような絶望的なシーンも神秘的なものに見える。
黒木華さんによる庇護欲をそそる女性かつ、いまにも壊れてしまいそうな儚さを持つ女性がめちゃくちゃうまかった。
自分の意見を持たない、見栄を張り人に本音を言えない、誰かに引っ張られるまま生きていく女性の代表的な姿。きっと自分もこういう人なのだと思いつつ、こうはなりたくないとも思う。
音楽はほぼクラシックが使用されており、結婚式や葬式など神聖な場が多い。
1人の女性との出会いと別れを経験し、新たな生活を始める。人生って死ななければやり直せる。死んだら意味ないよ。