ちっちゅう

コンカッションのちっちゅうのレビュー・感想・評価

コンカッション(2015年製作の映画)
3.0
2021.07.13(火)
2つの軸があったように思う。
アメフトにおける脳震盪の問題と、巨大組織に立ち向かう勇気。

脳震盪の問題は、物語終盤のオマル医師の言葉に集約されている。
「兵士は死ぬかもしれないと知っている」
リスクを知ったうえで選択できることはとても大切なのに
それが尊重されていない不条理。
それも金のため、娯楽のために。

医学的見地からという以外に、オマル医師が前に進み続け(られ)た理由が分かりやすく描かれていた。