このレビューはネタバレを含みます
病理医のウィルスミスがアメフト選手に共通する脳の病気を発見し、その病気の存在を伝えていく実話に基づく話。
アメフトが盛んな街だからこそ発見できた病気ではあるが、アメフトがビジネス化しているその街で病気の存在を伝えたら、アメフト選手が居なくなってしまう…主人公の強い意志と社会の葛藤が描かれていた。主人公は、何も悪い事はしていないのに、知ってしまったから苦しめられている、ならば知らなければよかった…最後まで危険性を知ることの大切さを伝えた主人公はすごいと思った。
確かに知らなかったら何もできないが、その危険性を知っていたら、他の方法で守ることができることって世の中にたくさんあると思った。