サラ・ウォーターズ「半身」が原作。
某所で見たので日本語字幕はなかったが、原作は読了済なのでそんなに問題はなかった。
舞台はヴィクトリア時代のイギリス。
オールドミスの貴婦人マーガレットは、慰問のためにミルバンク刑務所を訪れる。不思議な魅力をもつ女囚セリーナと出会い、たちまちひかれていくが…
映像化の雰囲気も構成も決して悪くないと思うけど、許せないのは撮影の仕方っていうのかな？なんか、変。私は全くその辺の知識はないですが、ホームビデオを見てるような、カメラの振り方とズームインアウト。少しイラッとした(笑)作品の質を落としているようで。
胡散臭い霊媒？降霊会？みたいなのが出てきたりしますが、これはれっきとしたミステリー。セリーナが使った脱獄トリックとは？ラスト１０分の種明かしは、思わず笑っちゃうほど鮮やか。
恋は盲目、切ないというより、痛い話。
ｷｬｯｷｬｯｳﾌﾌな百合を期待すると、うわー…ってなるやつ(笑)
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