いかえもん

戦国自衛隊のいかえもんのレビュー・感想・評価

戦国自衛隊(1979年製作の映画)
3.6
皆様、明けましておめでとうございます。
昨日、年越しは何を観ようかな~?と思いつつ、私は基本的には年越しは邦画を観ると決めているんで、邦画の中からと思いましてこちらを選びました。我らが千葉真一と、私の推し、真田広之さまが出演なさってますのでね。

いや、しかし見始めたのはいいんですが、一年の疲れがどっと出たのか、途中で何見てるのかわからなくなって、意識が飛んで気が付いてもまだドンパチやってる…広之さま出たのか?出てないのか?あかん、もう寝よ、と思って年を越す前に寝てしまいました。
で、今日のお昼に途中から見始めて、ようやく見終わりました。長い年越しだったわ…。

自衛隊が戦国時代にタイムスリップして、長尾景虎とお友達になって川中島の戦いに参戦するみたいなお話。

設定自体は面白いと思うし、合戦シーンはこの時代ならではで、エキストラも多くて迫力はある。千葉真一もめっちゃかっこいいし、渡瀬恒彦のアウトローっぷりもかっこよくて、昭和の俳優、やっぱ見ごたえある。しかし、千葉真一演じる自衛隊員が長尾景虎とお洋服交換して海辺でウフフアハハ♪のあとに三転倒立とか、どういう状況ねん!っていうツッコミどころもあったり、途中で流れるバリバリの昭和の歌謡曲がどうにも、どういう設定なんだ?!とか思う。天下取ったら昭和に戻れるかもっていう発想もわりとぶっとんでるよねー。

で、わたくしの広之さまですけども、これがね、おトム様ですよ!皆さん!この時代にヘリにぶら下がってました。おトム様、これ観たんちゃうんかー!と言いたくなるすごいアクション。その後も疾走する馬からジャーンプして(ここでもジャンピングヒロユキ発揮!詳細は「吼えろ鉄拳」のレビュー参照)、千葉真一に襲い掛かります。まあ、負けるんだけどさ。
それにしても、この頃の広之さま、若くてかわいい!桃太郎みたい~!と思ってたら、その後、もっと桃太郎な薬師丸ひろ子ちゃんが出てきてびっくり!めちゃくちゃかわいかった。
そして、ヘリコプターの中で見せる広之さまの横顔が…!ドニーさんの若き日にそっくり!!!やっぱり私の好きな顔、同じ系統なんだわと正月早々納得。

と、まあそれなりに楽しめましたが、あんな程度の広之さまの登場シーンでは逆にいけません!お腹空いてた時にお菓子ちょっともらった感じで、あと呼ぶっちゅーねん。もっと広之さまを!となってしまって困りましたが、この後、広之さまの問題作を観ましたので、そちらのレビューもお楽しみに。