今日も喉が痛い

戦国自衛隊の今日も喉が痛いのレビュー・感想・評価

戦国自衛隊(1979年製作の映画)
4.1
戦国の鎧武者VS自衛隊が戦ったらどうなるか?
こんなもん普通に考えて数時間で自衛隊の圧勝なんじゃないかと思うが、実際はそんな簡単な話でもないかもしれない。
自衛隊側の武器や人の数の問題はあるにせよ、トラックは破壊されヘリは墜落させられ、限られた中の戦いではとても圧勝とはいえない結果だった。士気の高さや統率力が戦場に置いてかなり重要だというのは、ロシアがウクライナに侵攻して数日で首都が陥落するんじゃないかとか言われていたのにも関わらず、ウクライナの士気が高く持ち堪え今も善戦しているのを見れば分かる。ここに出てくる武士達も近代兵器に臆する事なく向かってくる姿を見ると忠誠心が高いことが窺える。今の日本にそんな忠誠心がある人間が沢山いるとは思えない。俺も全くない。笑
トマホークを買わされ、これで日本は大丈夫と安心させたいのだろうが、時速6000kmでやってくるミサイルを40年前に開発された昭和の遺物880Kmのクソ遅ポンコツトマホークで守れると思っているなら頭腐ってるとしか言いようがない。

上官の命令を聞かない大暴れするマッドドッグ渡瀬恒彦のただの殺人マシーンも最高だが、やはり千葉ちゃん、ヘリコプターにぶら下がり銃をぶっぱなす姿は意味があるのか分からないが凄い。
ふんどし一丁、男の友情を深める千葉真一、夏八木勲の海岸シーンも目が離せないぞ!