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アリバイのtosyamのネタバレレビュー・内容・結末

アリバイ(1963年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

もう何処も彼処も聞き込みの刑事だらけな気持ちにさせられた。其れ程リアル。いや誇張に過剰のマジック魔術的リアリズム映画の怪作。マタンゴの宣伝と事件解決の電光掲示板が同列と言う驚くべきシュールさ且つメタフィジカルさ。コロナ集結の電光掲示板さえ流せば世界は其の通りに成って救われるのかも。被害者遺族の少女が指差す流れ星の其の先には。全コロナ死者が何事も無かった様に蘇生帰還した姿が。そんな事迄筆者に思わせてしまう程の傑作。もしかして本庁捜査一課相棒所轄老刑事。都市伝説的な殉職地縛霊刑事か。捜査への執着が尋常ではない。主演宮口精二。二谷英明を喰う鬼火と双璧の超sf名演。
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