1963年製作公開。脚本熊井啓。監督牛原陽一。
脚本熊井啓に惹かれて出かける。幾度か観る機会があったのだが時間調整がままならず、今回は満を持して出向く。
空き地の目立つ東京郊外の風景が必要だった…
警視庁全面協力って。
殺人現場、夫を失った妻が泣き崩れ、幼い娘が「おかあちゃん、どうしたの?」と駆け寄る。父親の死体を見せまいと抱き上げる刑事。捜査陣が一瞬感傷的になっていると「捜査開始!」の檄が…
宮口精二刑事の引退記念映画か。靴底減らして35年、小芝居上手な信念一筋のベテランが報われて本当に良かった。最先端の捜査色々教えてくれる内藤武敏のナレーション、指紋とるときに紙を固定する器具や科捜研の…
>>続きを読む殺人事件捜査本部での顔合わせで、発言する刑事がいちいち立って喋るのだけでもう最高。そこから二谷と宮口精二の寄りすぎないバディがはじまる。事件現場の戸建アパートは「愛に濡れたわたし」と同じとこ?事件の…
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#29 渡辺美佐子大会@ヴェーラ。
再鑑賞だが、これは、戦後映画史に特筆されるべき名作だと思います。瞬きも惜しまれた。
とにかく、熊井啓さんのオリジナル・シナリオが、あまりに素晴らしく、『日本シ…
再見。日活渡辺美佐子に割と多い犯人ボスの情婦役。中国人一味の顔ぶれが最高なので最後の悪足掻きが活きる。ボスの陶隆、参謀に大滝秀治、さらに手下の郷鍈治と天坊準!二谷英明が白い上っ張りを着て「コレラが発…
>>続きを読む2/5@シネマヴェーラ渋谷
冒頭で警視庁の全面協力で完成した作品だという説明書き。
小高雄二は果たしてクロかシロか?
二谷英明と宮口精二のコンビが真相を追う。
病床の妻を娘に任せ退職前最後の事…
(デジタル)
熊井啓が脚本だけでなく助監督も務め、自身の監督作に連なる要素が見受けられる。
警視庁全面協力ということで当時の捜査の様子もうかがえる。
謎解きではなく、警察と黒幕の攻防に主眼があり…