あゆぺん

劔岳 点の記のあゆぺんのレビュー・感想・評価

劔岳 点の記(2008年製作の映画)
4.0
憧れの劒岳の、陸軍測量部の皆さんの初登頂の様子が臨場感溢れてた。けど、平安時代の修験者の飾り物が見つかるオチにびっくり。

良かった言葉は、
「人は何をしたかではなく、なんのためにしたかが大事なんだ。」

陸軍測量部と日本山岳会はどちらが先に登頂するか争っていた関係にも関わらず、山岳会は陸軍に「山に登ってからが本当の仕事である陸軍を尊敬している」と伝え、また登頂後には陸軍が山岳会に「あなた達はかけがえのない仲間です」 なんて言葉を交わし合う所がすごく良かった。

国軍中央の、偉業に否定的な態度と対照的。
山に登る人に悪い人はいないと、改めて感じた映画でした。

そして、これほど説得力のある「為せば成る」 はありません!
あゆぺん

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