つゆり

ジュラシック・ワールド 炎の王国のつゆりのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

前半酷すぎて見てられませんでした。恐竜はみんな可愛かったです。トリケラトプスやブラキオサウルスは穏やかで優しくTレックスは偶然にもいつも助けてくれる王者の風格を保ったままです。人間の愚かさだけが前にも増して遥かに度を越してます。
オークションにかける恐竜だけを檻に閉じ込めて搬送し、虐待紛いなことまでします。
噴火する島に取り残されたブラキオサウルスが鳴きながら煙に飲まれるシーンわんわん泣きました。
この作品はシリーズ通して人間って何様なんだろうね、神の真似事は身を滅ぼすのにね、っていう教訓が描かれてます。恐竜に限った話ではなく人間は人以外の動物を利用して金儲けしてきた生き物です。勝手に商売にして荒らして捨てて殺してるのは映画の中の恐竜だけでなく犬猫含めた動物が現実の被害者です。
新しい恐竜も出ますね。インドラプトルです。
インドラプトルと戦ってくれるのは酷い目に遭わされたブルーです。
何してんだ人間。
最後に女の子が言った「クローンでも命がある」ってセリフの重みをこの作品でしっかり感じました。安全な場所より自由で自然な環境を選んだブルーのバイバイが切なかったけど生命の強さを感じました。とても素敵な映画です。
つゆり

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