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ジュラシック・ワールド 炎の王国のakのネタバレレビュー・内容・結末

3.2

このレビューはネタバレを含みます


新たなる支配者が観たいので、シリーズマラソンをしました。
サブタイを「炎の王国そして屋敷」にするべきなのでは…と思うほど、楽しみにしていた炎の王国があっという間に終わってしまい、割と悲しかったんですが、それでも個人的には全シリーズの中でこの作品が一番面白かったです。

相変わらず、人間の汚さ(お金儲け)が前面に出ていて、それに負けず劣らず恐竜の「人間如きには屈しません」という強さがせめぎ合っていたのと、分かりやすいほどの悪人と、その悪人の末路が素晴らしくて、屋敷パートに入ってもハラハラドキドキがあって楽しんでいたんですが、ラストが衝撃的過ぎて、???となりました。

孤島ならまだ分かりますが、自分たちが住む世界に恐竜を解き放つことを考えてしまう心理が、いくら恐竜が死ぬからというのがあったとしても理解出来ず、3年も自ら何もしなかったのにこの場面で急にエゴを出してくる?となったのと、クレアがボタンを押すか戸惑っている時に、誰もが何も言わず見守っていたのもびっくりしてしまいました…。自分の生活が脅かされるのが明らか分かっているのに、「恐らく可哀想だから」の一点張りでいけるほど、恐竜との関係性が良い方向では築いてなかったので、ラストはこんなことになっちゃうのか…と常に感じつつ観てました。

ラストを抜きにしたらもっと面白かったんですが、ラストのあの流れは新作への盛り上がり要素だと捉えることにしました…!新作を観て、その要素がどうなっているのかまた確かめたいと思います…!
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