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ジュラシック・ワールド 炎の王国のshinoのネタバレレビュー・内容・結末

1.9

このレビューはネタバレを含みます

やっぱりワールドになってから恐竜との共存しようとしてるけどその分パニックがメインで恐竜への憧れやロマンが減ってる気がする。パークでは大事にしてた人間ドラマ要素は取って付けた感ある。
でもそれだけじゃきっとマンネリ、ネタ切れになるのかなとも思う。
これが恐竜映画の映画界での生き残り方なのかな…。

自分が化石展とかで感じた
対面した時に人間じゃ絶対に勝てない感じとか大きな恐竜が悠々と草原を歩いたり白亜紀ジュラ紀のロマンと、いざ飼い慣らそうとしてもうまくいかない恐竜の生物感をジュラパ1は上手く描いてた。だからどうしてもジュラワを続編として見ると微妙。

飼い慣らされたらもう恐竜じゃなくてペットじゃん、あの島から出してしまったら人間との共存は無理よと思いながら視聴。
炎の王国って副題だからもっと火山と恐竜と人間の話を見れると思って期待してしまった。

もっと自然の中での弱肉強食の世界が見たい私みたいな人はきっと古代恐竜ドキュメンタリーでも見てろって事なんだな。

ブルーとオーウェンのやり取りもっと見たいって思うのもわかるんだけど。



あそこまで凄い強いって持ち上げたインドミナスさんと対立したブルーが援護もハンデもなしに持ち堪え過ぎてる。ちょっと都合良すぎ。
でもただ唯一、今の情勢は別として
ロシアの友人がインドミナス落札したのには納得。

人間クローンっていう結構なSF要素をぶち込んできた割に結構サラッと流してて
びっくり。
最後ゲートのボタンを押すために必要なキャラなのは理解したけどほんとにクローンである必要あった…のか…?
しかもそれは周りの無防備な住人達に多大な迷惑をかける本当にやっちゃいけない事だから感動的な音楽鳴らされても全然感情移入できなかった。
過激派動物愛護団体とやってること一緒…。

そもそもの恐竜の創造、屋敷に連れてきたのも、それを解放したのも人災なのにそこから共存世界へ持っていくのはちょっとこれまでの世界の設定としても無理あるなと思った。

恐竜は自然の少ない人間世界で何食べて生きてくのか、
恐竜がいない事で生物の頂点に立てた人間がこれからどうやって共存しようとしてくのかは興味ある。
だからコレだけねちねち言っても次作も見る!
shino

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