にょいりん

ジュラシック・ワールド 炎の王国のにょいりんのレビュー・感想・評価

3.0
前半がテンポよく恐竜に襲われるパニックから脱出の怒涛の展開はワクワクしました。突っ込みどころは多いですけど。後半は一転して屋敷内でのモンスターパニックものになりますが、こちらもB級な感じで楽しめますが、ジュラシックシリーズとしてはこじんまりし過ぎでした。
終盤の恐竜達を世界に解き放つシーンもちょっとした葛藤で実行してしまう風に見えてしまったのは残念な演出でした。
人間のエゴで生み出した恐竜を愛護するのも金に変えるのもエゴであり、それを愛情というエゴでクローンとして生み出された女の子が世界に解き放ち、エゴという人間が逃れられないモノとの対峙の始まりを描いたラスト、その未来は相変わらずなモンスターパニックな世界なのか、人間と共存するあらたな恐竜世界なのか、とりあえず次作が楽しみです。