るんPAN

ジュラシック・ワールド 炎の王国のるんPANのレビュー・感想・評価

2.0
前作の圧倒的クオリティに比べて圧倒的B級駄作。

由緒あるジュラシックシリーズの面汚しと言っても過言じゃない。

バカオールキャスト勢揃いで登場人物のほとんどがバカしかいないし、突っ込みどころ満載すぎて内容も二の次。

今作の目玉恐竜・インドラプトルが屋敷の屋根に登ってたけど、“バカと煙は高いところに登る”とはよく言ったものだ。人間だけでなく出てくる恐竜もバカばっか。というか、インドラプトルあいつあんなデカくて重いくせに懸垂しだすから笑ってしまう。

イスラ・ヌブラル島で死んでいく恐竜たちを観るのは心が辛かった。ちっちゃな子供恐竜は可愛いね笑 あとブルーが今回も大活躍。マジでどの人間や恐竜よりもブルーが主人公でヒーローだわ。

非常に残念なのが、女の子がクローンという事実がサラッと出てきて、それ以上深掘りされなかったこと。ここを掘り下げないなんて監督は何を考えてるんだろうか。人間の倫理観が試されている、もはやこれ一つで1本の超大作ができるテーマなのに。次回で掘り下げてくれればいいけども....

まぁダークナイト3部作で言うところのバットマンビギンズにあたるのかな。続きは歴史的名作に値するような。それに次回作はラストシーンからも解き放たれた恐竜たちと人類の攻防が描かれそうだし期待大。

次作の新3部作最終章は3年後とブランクあくけど、前作の監督が再びメガホンを取るから、ぜひとも名誉挽回を期待したい...いや、というか期待するしかない笑
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