森岡×前野×新井なんて観ないわけがあるか！と初日舞台挨拶に。
これはきっと人を選ぶ映画だろう。
なんというか、降り幅が一般的じゃない。
置いていかれる観客も多いんじゃないかな。
そしてお笑いの難しさ。
お笑いで面白いと思わせることっていうのは、映画のコメディの笑いとは別物。
肝心の最初のエミアビのネタに笑えなかったので、ふたりの人気や状況を想像で保つしかなかったのが残念。
まぁね…そもそも私、お笑い苦手で、テレビでネタやってるのみても1㎜も笑えないってのもあるんだけど。
映画としてのストーリーは定番とも言えるだろうけど、スパイスが効いてる。
私はそれがちゃんと面白かった。
ほんとにレイプするだろって勢いの暴漢や、翔んだ必殺技や(笑)、地面弁当を食らう華ちゃんや、たらいや、海や。
そして思いの外、この映画で光ってたのが新井さん。
久しぶりに新井さんみてぐっときた。
殺気も放ってないし、エロでもないんだけど。
あと山地まりちゃん、よかった。
かわいいけど、ちょっと変なとこがちゃんとちょっと変で。
森岡くんが泣くほど難しかったっていうのは納得かもしれない。
これは地味ながらハードル高い役どころだ。
