カレン

野生のエルザのカレンのレビュー・感想・評価

野生のエルザ(1965年製作の映画)
5.0
子供の頃から、大好きで幾度となく観た作品です。
ケニアの動物保護区に暮らすイギリス人アダムソン夫妻とエルザの物語です。

エルザとはライオンの名前です。
エルザの親は、人食いライオンだったため射殺されました。

3頭いた子ライオンのうち、
一番のチビで、弱虫で、甘えん坊のエルザ。

夫妻のもとで、実の子供のように暮らすエルザ。
箱入り娘エルザの日常が微笑ましくえがかれています。
動物好きにはたまらない作品だと思います。

しかし
エルザにとっての
本当の幸せは…

Born free
As free as the wind blows
・・・
Live free・・・
と主題歌に歌われるように

動物にとっては

やはり
どんなに過酷な状況でも
自然の中で自由に生きることが幸せなのでしょう。

これは実話です。

ラストは何度みても泣けます。

この映画を観てからというもの、私の頭はアフリカとライオンでいっぱいになりました。
いつかアフリカに行って、ライオンと暮らす…そんなことばかり考えて大人になりました。

夢は夢のままでしたが

今でも、遠いアフリカのサバンナからは
動物たちの自由な足音が聞こえます。

たくさんのエルザたちの声も聞こえてきます。
カレン

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