daiyuuki

ラーメンより大切なもの~東池袋大勝軒50年の秘密~のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

4.7
★伝説のラーメン屋「東池袋大勝軒」に迫った傑作ドキュメント! 
過去3回にわたりフジテレビの『ザ・ノンフィクション』にて放送され大きな反響を呼び、国際テレビ賞(US INTERNATIONAL FILM & VIDEO FESTIVALにて、Silver Screen Award受賞)にも輝いたドキュメンタリーを映画化! ! 
★「ラーメンの神様」の光と影の物語が、映画として再創造!10年以上に及ぶ記録映像に、店主・山岸一雄の故郷、長野・山ノ内町の美しい情景を加え、新たな劇場用映画として再創造。さらにラーメンマニアとしても知られる谷原章介の“うまみ"のあるナレーションと、久石譲による美しいエンディングテーマ曲も加わり、山岸一雄の人生、その光と影が感動とともに浮かび上がる。
[内容解説]
そのラーメン1杯を求め、2時間待ち以上の行列ができる店―伝説のラーメン屋「東池袋大勝軒」。創業から50年にわたって、その店を守り続けたのは、店主・山岸一雄。なぜ彼の作るラーメンはそんなにも美味しいのだろうか?なぜ大勝軒はこんなにも多くの人に愛されるラーメン屋になったのだろうか?そこには味へのこだわりだけでなく、山岸の人生と愛、彼が信じた人との絆があった。東池袋の大勝軒のラーメンは遠くから来て行列に並ぶほど評判のラーメン。大勝軒のラーメンに秘められた主人・山岸さんや周辺の人々の秘話。
毎朝、山岸さんがその日のスープの仕込みと仕上げをし麺うちをするというルーティンを、長年繰り返してきた。
開店前から常連客が店の仕事を手伝ったり、お店はお客さまから愛されている。
山岸さんを長年蝕む利き手と膝の関節炎。大勝軒の常連客が、大勝軒を愛する理由は、ラーメンに込められた愛にあった(ラーメン店の店長や訳ありの人々が修業に来て愛や大事なものを得て帰っていくなど)。
大勝軒の店内に飾られた猫の絵と閉じられた休憩室、に込められた死んだ奥さんに対する山岸さんの切ない思い。
山岸さんが不在中の大勝軒を、どのように弟子と常連客が支えていたか?大勝軒の本店と支店の、味やラーメンのスタイルの違い。大勝軒の閉店の日。見るとラーメン食べたくなる傑作。
daiyuuki

daiyuuki