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イップ・マン 継承のkazu1961のレビュー・感想・評価

イップ・マン 継承(2015年製作の映画)
4.2
▪️Title :「イップ・マン 継承」
Original Title :「葉問3 Ip Man 3」
▪️Release Date:2017/04/22
▪️Production Country:中国・香港
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2019-218 再鑑賞
▪️My Review
シリーズ3作目。シリーズを通して、やはり本作の素晴らしいところは、人生において最も大切なものは何かを問い、家族の危機や武術の危機に直面し、未来に繋ぐべき心のために闘おうとするイップ・マンの決意が、観る者の魂を熱くするところですよね。
イップ・マンが大切にしたもの、武芸、住んでいる町・国、隣人そして家族・とりわけ妻。自己のこと、プライドより他社への愛を重んじる、そういう心に打たれてこのシリーズにのめり込んでいくんですね。
特に本作では、アクションの見事さやドニー・イェンがイップ・マンとして帰って来たことの嬉しさ以上に、劇中描かれた主人公の等身大の姿と夫婦の愛情を繊細に表現し、そこに大きな感銘を受けました。妻役のリン・ホンが木人樁を打つ夫の姿を静かに見るシーンには涙が止まりませんでした。やはり素晴らしいシリーズですよね。(リン・ホンはほんと美しいですよね)
本作は前後で二部作のようなもの。前半ではマイク・タイソンとの格闘シーン、後半では正統な詠春拳決着のための張天志(マックス・チャン)との格闘シーンが見ものです。
あと、オープニング後とダンスの場面で出てくる李少龍は愛嬌ですね。

▪️Overview
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「トリプルX 再起動」など、ハリウッドでも活躍するドニー・イェンが、ブルース・リーの師と知られるイップ・マン(葉問)を演じるアクションシリーズ第3作。前2作「イップ・マン 序章」「イップ・マン 葉問」に続き、ウィルソン・イップが監督を務める。1959年の香港。町を牛耳る外国人フランクの暴挙の前にイップ・マンが果敢に立ちはだかる。しかし、それは彼の家族を命の危険にさらすことを意味していた。さらに、武術「詠春拳」の正統をめぐり、イップ・マンは死闘に挑むことになるが……。イップ・マンをドニー・イェンが演じるほか、元ボクシング世界ヘビー級王者のマイク・タイソンがフランク役で特別出演。
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